代表挨拶

Message


創業100年を経てなお、
先頭を走る会社であり続ける

常川印刷の創業は1913(大正2)年。もともとはマッチ箱のラベル印刷から始まった会社でした。その後、太平洋戦争の終戦を経て、現在の場所に移転。戦後からの復興、日本の高度経済成長とともに、様々な印刷物を手がけるようになります。そんな弊社に大きな転機が訪れたのが、1960年代(昭和30年代)後半。当時の業界ではいち早く電算写植の専用機を導入したことで、世の中がアナログからデジタルに切り替わる波にも乗ることができました。その後のWindowsやMackintoshの登場、インターネットの高速化などは、皆様もよくご存知のことだと思います。昨今では、様々な場面におけるペーパーレス化も見受けられるようになりましたが、その一方で、印刷技術も確実に進化を続けています。最近では、セールスプロモーション用のクリアファイルやエコバックといった、プラスチックや繊維への印刷も容易になり、一言で“印刷”といっても今までにない様々な印刷物を高品質、低価格でつくれるようになりました。以前であれば「印刷会社は紙の印刷だけしていれば十分」だったものが、それではお客様のご期待に応えられなくなっているのも事実です。

弊社におきましては、これまでにも、紙のみにこだわらない様々な印刷や印刷データのデジタル化、AR技術の導入など、常に新しい技術を取り込み、事業の幅を広げてきました。また紙の印刷物についても、デジタルデータのプリントアウトやバリアブル印刷によるダイレクトメールなど、新しい技術と融合することで、まだまだ必要とされている場面も多くあります。これからも私たちは、常にお客様が「どんなものを必要としているのか」を考え続け、そのご期待に応えられるように、新しい分野にアンテナを張り、チャレンジを続けていきます。またお客様の機密を守るためのプライバシーマークの運用や、環境に優しいインク・再生紙の利用といった環境保護にも、積極的に取り組んでまいります。お客様とともにさらなる進化を続ける常川印刷を、今後ともよろしくお願いいたします。

代表取締役 常川 知泰